ステークフォルダー(特に投資家)からの意見や提案が中々社内で理解してもらえない

 役員が話を聞いてくれない、社内の人には「社外にあれこれ言われたくない」と拒否感を出される。

皆さんもご経験のことだと思います。そして、私の経験(他の事業会社)との意見交換の場でもよく出る話題です。

結論から言って、

担当役員、社長に社外からの意見や提案はしっかり伝えるべき」

なのですが、実際のところ、担当者自身が「投資家の意見は聞き入れてもらえない」とはなから思っていたり、社内で「なぜ外野からあれこれ言われなければならないのか?」 「会社は(社長)社員のもの(投資家のものではない)だ」、と、社長含め役員が考えていると感じて、実際には何も伝えることが出来ていないまたは、直接報告できていない

ことがほとんどです。

まずは、前提となる「会社(上場会社)はステークホルダーのもの」という考えをしっかりと認識合わせして下さい。

そしてIR担当者だけではなく、社長・役員含め該当部署の皆さんとともに、社外からの要請や要望に応えることを考えてください。

尚、とても重要なので1点注意しておいてほしいことをお話しします。

私は社外からの要請をすべて受け入れるべきだとは全く考えていません。自社なりの回答を真摯に考えて説明することが大切だと考えています。

皆さんなりの社内での対話に期待します。