ROLE 私の考えるIRの役割

IRとは、 Investor Relations(インベスターリレーションズ)の略であり、
一般的な解釈として、企業が投資家に向けて経営状況や財務状況、
業績動向に関する情報を発信する活動を指します。

「投資家向け広報」とも言われていますが、
これらは役割の1つでしかないと私は考えています。

IRの神髄は、投資家との双方向コミュニケーション、
情報発信にとどまらず、外部情報を社内(役員)にインプットを行い、
昇華した上でさらにアウトプットにつなげることができる活動だといえます。

MINDSET 私の考えるIR部門の心構え

■IRは社内の情報をすべて
知っておいた方がいい

何かしらの情報漏れ(リーク)等があった場合、
「知らない」ことが一番リスクになる

★外部からの取り合わせに対して軸のある対応をするためにも
押さえてもらいたい心構え

※知っていて分からない(言えない)と回答するのと、
本当に知らなくて分からない(言えない)と
回答するのとでは、全く状況が違う

　→知っていれば、上手く立ち回る(説明して理解してもらう)ことが可能

■IRは社内外のスポークスマンだという自覚を持つべき

①社内の情報をしっかりと整理し、
役員と合意の上社外にアナウンス(IR活動)

②投資家を含めた外部有識者「外部ステークフォルダー」の
意見や要望を正確に捉え、
社内にフィードバック、自社内なりの対応(回答)が
できるように意思統一する
フィードバック先は、役員のみならず、部門にもしっかりと

③フィードバック結果とリアクションを
「外部ステークフォルダー」に“フィードバック”